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 拼音输入法の使い方


入力してみる


前ページに続いて、とりあえず私は搜狗拼音输入法を使いますね。

どこに入力するか、って話ですが、多言語やユニコード対応のワープロやテキストエディタ、またはウェブ上の入力フォームなどに入力してみましょう。ワードやワードパッドはOKですが、メモ帳はNGみたいです。このサイト上部の検索フォームはもちろん中国語OKですよ!

入力したい箇所にカーソルをあわせたら、[Alt]+[Shift]、または言語バーの[JP]アイコンをクリック、中国語入力メソッド(ここでは搜狗拼音输入法)を起動します。

では、例えば“你好”と入力する場合、そのピンインを入力して、スペースキーで確定です。

入力したい語句のピンインを知っていれば、簡単ですね。しかしここで、他にも変換の候補が挙がっているのがわかると思います。

目的の語句が第一候補であればそのままスペースキーを押して確定してしまえばいいのですが、そうでない場合は、変換する語句を選ばなければなりません。

変換語句を選ぶ操作は、入力メソッドによって若干の違いがありますが、基本的には、[↑][↓]で、候補が移ります。もしくは、候補の番号を数字キーで打ってもOKです。そしてほとんどの場合、候補が5つ以上に及びますが、[PageUP][PageDown]で、ページというか、グループを行ったり来たりできます。けっこう、直感的な操作です。

次に、いくつかの語句を含んだ文を一度に変換してみます。

让早起的雨偷偷去看她”というふうに、入力したいとしましょう。そのままピンインを打ち込むと、次のようになってしまいました。

このようなときは、[←][→]で、変換対象となるピンインの範囲を限定させて、候補を選ぶとよいです。

いかがでしょうか。以上は、候補選びと、変換対象の限定・変更でした。

では、ファーストステップガイドでも記しましたが、三点だけ、拼音输入法に共通の特殊な入力ルールを見てみましょう。

ウムラウト“ǚ”というピンインがあります。この“ǚ”は、キーボード上で“u”と被ってしまうので、代わりに v を入力します。例えば「女」のピンインは“”ですが、nv となります。

「儿」は、本来のピンインは“r”ですが、キーボードで入力するには“er”と打たなければなりません。「没事儿」は、“meishier”となります。

例えば「晚安」は、ピンインを続けて記述すると“wanan”となり、区切りが不明瞭になります(“wan an”“wa nan”と、どちらともとれる)。このような場合は区切りの部分、wananの間にアポストロフィー ' を(手動で)打ってあげます。“wan'an”と入力します。



言語の切り替え


入力する言語の切り替えは、[Alt][Shift]のショートカットキーで行います。または、言語バーの言語表示アイコン([JP]や[CN]と表示されているはずです)をクリックして、入力したい言語を選択します。これはさっきお伝えしましたね...

では、中国語を入力中に、英字の直接入力をしたいという場合、このときは[Shift]キーを1回押します。続けて、英字の直接入力を行うことができます。拼音加加の場合は、これが[Ctrl]キーになります。また、ほとんどの拼音输入法で、このキーを[Shift]にするか、[Ctrl]にするか、設定で変更できるようになっています。

中国語入力に戻す場合は、もう一度、[Shift]キーを押します。



全角・半角の切り替え


数字や記号、英字を、半角で入力するか、全角で入力するかは、拼音输入法のツールバー上の、三日月・満月アイコン(?)で切り替えます。

これは、搜狗拼音输入法の場合、[Shift][Space]のショートカットでも行えるようですね。

また、同じくツールバー上の、句読点アイコンで、句読点を全角(中国式)にするか、半角(英語式)にするか、選択することができます。

[Ctrl]+句点キーのショートカットもOKのようです。



繁体字を入力する


ここで紹介する拼音输入法は大陸産のため、デフォルトでは簡体字ですが、繁体字を入力することもできます。

搜狗拼音输入法では、ツールバー右のスパナアイコンをクリック。ここからいろいろな設定が行えるようになっています。

[简繁切换]をクリックで繁体字入力になります。




手抜き入力


ピンインが正確に分からない場合は、ピンインをすべて入力しないで、頭文字や頭から数字程度入力して、候補から選ぶということもできます。

また、ある程度一般的な熟語や名詞は、入力の手間を省くという意味で、頭文字のみの組み合わせで変換させると楽な場合もあります。

中国語の勉強にはならないかもしれませんが...


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by K.Onzuka 2008-